PROFILE企業行動指針

経営理念・東北電力グループ行動指針等との関係

当社は、「電気計測技術による社会高度化への貢献」を経営理念に掲げ、電力量計等電気計測機器ならびに配電自動化や電力保護機器等の開発製造・修理・点検とその取り扱いを通じて東北電力グループの一員として役割を果すとともに、一般社会のお客さまに対し安全で豊かな生活、社会の繁栄に貢献するよう努めています。

近年の経済・社会情勢も大きく変化し、企業に対するお客さま、取引先、地域の皆さまの意識の高まりおよび従業員意識の変化などにより、経営環境は日々変化しております。このため、当社の使命および企業の社会的責任をこれまで以上に着実に果たし、企業価値を高め、信頼・選択される“東北計器工業”を築いてまいります。

私達は、本企業行動指針の下、「活力ある職場形成」と「企業倫理の実現・法令の遵守・環境配慮」に徹し、東北電力企業グループの一員として求められる企業気質・風土を構築し、「これからもお客さまや地域の皆さまから信頼され選択され続ける100 年企業」となることを目指します。

東北電力グループ行動指針等の関係性

※「東北電力グループ行動指針」および「東北電力グループサステナビリティ方針」は、東北電力グループ大で適用される重要な経営方針であり、グループ各社の方針類の上位に位置づけられるとされるため、「東北計器工業株式会社 企業行動指針」と共に運用してまいります。

企業行動指針

企業行動についての基準

  1. 経営理念と使命
    1. 電気計測技術による社会高度化への貢献

      当社は、電気計測技術を駆使した高品質製品・高付加価値サービスの提供によりお客さま満足度の向上を目指します。

    2. 先端技術による低廉な製品とサービスの提供

      当社は、先端技術の研究開発等によりお客さまから満足していただける高品質・高信頼性で低廉な製品の提供とサービス向上に努めます。

    3. 安全の確保

      当社は、すべての事業活動において安全の確保は最優先事項であるとの認識に立ち、安全に関する法令等の遵守はもとより、常に安全確保のために必要な対策を講じ、これを確実に実施します。

      社外現場作業者においては、作業従事者の安全確保はもとより、社外関係者・財産等への安全配慮も徹底します。

    4. 環境問題への取り組み

      当社は、限りある資源を大切に使い、環境負荷の少ない製品開発、省資源・省エネルギーにより地域と地球環境の保全に努めます。

      また、循環型社会形成への取り組みとして、廃棄物の発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再資源化(リサイクル)に努めます。

  2. 企業倫理・法令遵守の徹底
    1. 法令の遵守

      当社は、当社事業に関わるすべての法令と法の精神の遵守を徹底します。

    2. 企業倫理の徹底

      当社は、当社経営の進め方や業務の処理等の企業行動の決定にあたり、常に規程・基準等を遵守し、企業倫理を徹底します。

      特に社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的な勢力・団体に対しては、毅然とした態度で対応します。

      また、法の精神、企業倫理を念頭に置き、政治、行政との健全かつ正常な関係を保ちます。

  3. 社会との関係
    1. 地域との協調

      当社は、地域社会の一員として、必要な地域発展のため施策や地域の行事には支援や参加を行い、相互の理解に基づく信頼関係を構築していきます。

    2. 広報・広告活動

      当社は、広報・広告活動を行う場合、事実に基づき誠実に対応します。

    3. 情報の公開

      当社は、お客さま、地域の方々、株主の方々に対し自ら積極的に情報を公開します。

  4. 知的財産権の尊重

    当社は、当社の特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権等の知的財産権を保護活用するとともに、他人の知的財産権を尊重します。

  5. 贈与と接待

    当社は、役員、従業員が社会通念上常識の範囲を超える取引先からの贈物および接待を受けることを禁止します。贈物をする場合および接待をする場合も同じです。

  6. 情報の取り扱い

    役員、従業員は、在職中または退職後を問わず、業務遂行上知り得る情報で未公表の会社経営に関する情報、お客さまに関する情報、株主に関する情報、取引先に関する情報、役員および従業員等に関する情報等を開示、漏洩しません。

  7. 公正取引の確保

    当社は、独占禁止法および取り引きに関する法令等を遵守し、公正かつ自由な競争を前提に取り引きを行います。

会社と従業に関わる基準

  1. 個人の尊重と風通しの良い活力のある職場風土づくり
    1. 個人の尊重

      当社は、個人のプライバシーを尊重します。

      当社が保有する従業員の個人情報は、法律上の要求や、正当な業務上の必要性がない限り、本人の同意がなければ、開示しません。

    2. 性別等による差別の禁止

      当社は、従業員を性別・年齢・人種・思想・信条・宗教・身体障害・出身地・国籍等に基づく差別をしません。

      また、職場内におけるパワー・ハラスメントやセクシャル・ハラスメント、妊娠・出産に関する制度や措置の申し出・利用、育児・介護に関する制度や措置の申し出・利用に関するハラスメント(以下「妊娠・出産、育児・介護等に関するハラスメント」)等の各種ハラスメント行為、その他これらに類する行為を容認しません。

    3. 風通しの良い活力のある職場風土づくり

      当社は、従業員一人ひとりの人格、個性を尊重します。

      また、部門間の連携を深めるとともに、職場で自由闊達な会話が展開され、高い目標や難しい課題に果敢にチャレンジ出来る企業風土づくりを推進します。

      さらに、適法性や倫理性が問われる事態の発生を未然に防止し、万一、不適切事象が確認された場合は、これを真摯に受け止め、改善していく組織文化を醸成します。

  2. 公私のけじめ

    役員および従業員は、公私の区別に留意して行動します。特に就業時間内における私的な行為、会社財産の私的目的での使用等は行いません。

  3. 業務外活動について

    役員および従業員は、私的な活動においても、社会的倫理に従うとともに、東北電力グループの一員としての自覚に基づき誠実に行動します。 特に飲酒運転等、社会に危険を及ぼし、会社の信用を失墜させるような行為は、絶対に行いません。

経営トップ・管理職の対応

  1. 本指針の精神の徹底

    役員および管理職社員は、本指針を率先垂範するとともに自らの役割として、本指針の精神の徹底に努めます。また、社内外からの声を常時把握するように努め、企業倫理・法令遵守の徹底を図ります。

  2. 経営トップの対応

    法令違反や本指針に反する重大な事態が発生した場合、経営トップ自ら問題解決に当たる姿勢を社内外に表明し、原因究明、再発防止を図ります。

    また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にし、自らを含めて、厳正な処分を行います。